新型コロナウイルス(COVID-19)とオゾンの効果
令和2年5月14日;公立大学法人奈良県立医科大学と一般社団法人MBTコンソーシアムが、世界で初めてオゾンガス曝露による新型コロナウイルス(COVID-19)の不活化を確認し、その不活化の条件を実験的に明示することにより実用性を学問的に示しました。
新型コロナウイルスについて
これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。
このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。
コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。
2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患 COVID-19(Corona Virus Disease – コロナウイルス疾患)の各語根の頭文字をとった略称で、19は最初に患者が報告された2019年を表しています。
2019新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、人に感染する事によって発症するウイルス性呼吸疾患です。日本では「新型コロナウイルス感染症」とも呼ばれ感染症法に基づいて強制入院などの措置を取る指定感染症(二類感染症相当)に指定されました。
新型コロナウイルスの生存期間は?
新型コロナウイルスが人間の対外でどれ位生きられるかはまだはっきりとはされていませんが、研究によるとSARSやMERSといった他のコロナウイルスは、正しく消毒しないと、金属やガラス、プラスチック等表面がツルツルした上で最長9日間生きている事がわかっています。一部のウイルスは、低温状態で最長28日間生きていると言われています。
インフルエンザなど呼吸器疾患の原因になる他のウイルスと同様、新型コロナウイルス(COVID-19)のウイルスも患者のせきで飛び散る飛まつから感染し、1度の咳で最大3,000個の飛沫が飛ぶと言われています。
空中拡散した新型ウイルスは、最長で3時間生存ができ、1~5マイクロメートル(人間の髪の毛の幅の30分の1)ほどの細かい飛まつは、空気中に数時間とどまることもあると言われています。
新型コロナウイルスに対してのオゾンの効果
現時点で、オゾンが新型インフルエンザウイルスやコロナウイルス(SARS)、ノロウイルスなどに対して、不活化効果を持つことが確認されています。現時点では、新型コロナウイルス(COVID-19)への効果実証は困難ですが、過去のウイルス同様に効果が期待されています。
現時点での新型コロナウイルスはエンベロープという膜があるウイルスで、そのエンベロープは、オゾンで不活性化できる事がわかっています。(オゾン濃度と時間も関係しています)
令和2年5月14日、奈良県立医科大学とMBTコンソーシアム(エアーバスターの販売・製造元、研究グループ)は、世界で初めてオゾンガス曝露による新型コロナウイルスの不活化を確認しました。またその不活化の条件を実験的に明示することにより、実用性を学問的に示しました。
今回の研究では、商品を使用しオゾンにより最大1/10,000まで不活化することを確認しており、オゾンの実用的な条件下で、新型コロナウイルス(COVID-19)を不活化できる事を示しています。
オゾン発生器による予防
当社が扱う、オゾン発生器は、様々な環境下をオゾンのパワーで、あらゆる菌やウィルスを除菌・不活性化させるだけではなく、オゾンの持つ特性により耐性菌を発生させません。
仕組みは、我々が吸っている酸素O₂に電気分解でオゾンO₃を作り出し、強力な酸化作用で空気中の浮遊菌からドアノブなどについた付着菌まであらゆるウィルスや細菌を分解除菌し、分解後は酸素に戻る仕組みです。現在、最も安全に除菌・分解できるものとして注目をされています。
商品も、小型・軽量化・メンテナンスもとても簡単であらゆるシーンでご利用頂いております。
ウィルス対策に効果がある事から、救急車にも搭載されております。